住友商事(株)は4日、100%子会社である住商リアルティ・マネジメント(株)を通じて米国不動産を投資対象とした国内機関投資家向けの私募ファンド「USプライムオフィス(USPO)ファンドI」を組成、運用を開始したと発表した。
同ファンドは物件確定型商品で、投資対象資産として、同社グループ会社である米州住友商事会社が保有していたシカゴ市のオフィスビル「203 North LaSalle」とマイアミ市の「マイアミタワー」を組み入れている。
世界最大の不動産マーケットであるアメリカの不動産に対する日本機関投資家の投資ニーズは拡大しており、同社は今回の私募ファンドを皮切りに、USPOファンドシリーズとして継続的に私募ファンドを立ち上げていく方針。