不動産ニュース

2017/8/16

首都圏の分譲M賃料、5月水準まで回復

 (株)東京カンテイは16日、2017年7月の三大都市圏・主要都市別分譲マンション賃料月別推移を発表。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出した。

 同月の首都圏分譲マンションの1平方メートル当たり平均賃料は2,631円(前月比0.5%上昇)と反転上昇し5月の水準まで回復した。都県別では、東京都が3,141円(同0.4%上昇)と4ヵ月ぶりに上昇、千葉県も1,527円(同0.9%上昇)と上昇。一方、神奈川県が2,154円(同0.6%下落)、埼玉県が1,601円(同1.1%下落)といずれも反転下落した。

 近畿圏の平均賃料は1,788円(同0.9%下落)と3ヵ月ぶりに下落し、再び1,800円台を割り込んだ。大阪府は平均築年数が1年近く進んだことから1,995円(同2.1%下落)と下落、兵庫県は1,629円(同0.2%下落)とわずかに弱含みとなった。

 中部圏の平均賃料は1,595円(同1.1%下落)。愛知県も1,638円(同0.8%下落)といずれも前月の反動から1%程度のマイナスとなった。

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