不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/8/31

中古M価格天気図、全国で強含みの傾向

 (株)東京カンテイは31日、2017年7月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。

 全国47都道府県の、ファミリータイプの中古マンション流通事例価格を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で表示したもの。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向の場合は「雨」と表記している。天気マーク適用基準は、70平方メートルに換算した中古マンション平均価格、前月からの変動率、13ヵ月移動平均の変動率。7月は売り事例数・総計6万2626件(前月比0.7%増、前年同月比8.8%増)から算出した。

 「晴」が7から8地域に増加、「雨」は5から3地域に減少。「曇」は11地域から12地域に増加。「小雨」は12地域から13地域に増加。「薄日」は12地域から11地域に減少した。

 全国で天候が改善したのは7地域から12地域に増加し、6月以降、徐々に強含みの傾向に変化している。横ばいが33地域から27地域に減少、悪化は7地域から8地域に増加。47都道府県のうち前月比価格が下落した地域数は23から17に減少した。

 地域別では、東北地方の一部や北陸で明らかな回復が見られたが、中国地方と九州地方の一部でやや弱含んでいる結果に。一方、三大都市圏では変化が見られない“凪”の状態が続いており、価格動向の行方は依然不透明であるとした。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。