（株）東京カンテイは14日、2017年8月の三大都市圏・主要都市別分譲マンション賃料月別推移を発表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出したもの。
同月の首都圏分譲マンションの1平方メートル当たり平均賃料は2,628円（前月比0.1％下落）。5月以降、2,600円台での推移が続く。都県別では、東京都が3,131円（同0.3％下落）と再び下落。神奈川県が2,154円（同0.0％）と横ばいだったが、埼玉県が1,589円（同0.7％下落）、千葉県1,517円（同0.7％下落）といずれも下落した。
近畿圏の平均賃料は1,775円（同0.7％下落）と2ヵ月連続の下落。大阪府は平均築年数の若返りで2,024円（同1.8％上昇）、兵庫県は主要エリアの弱含みで1,601円（同1.7％下落）と3ヵ月連続の下落。
中部圏の平均賃料は1,619円（同1.5％上昇）。愛知県1,668円（同1.8％上昇）。いずれも築古事例が減り上昇となった。
