不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/9/25

約3割が通勤時の混雑を引っ越しの理由に

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は25日、「満員電車と住まいの関係」についての調査結果を発表した。首都圏在住で都内に電車通勤をしている20~69歳の会社員男女618名(男性309名、女性309名)を対象にインターネット調査を実施。調査期間は8月25~26日。

 それによると、通勤電車の混雑が原因で「引っ越したいと思ったことがある」人は33.2%。実際に、「通勤電車の混雑が嫌で引っ越しをしたことがある」人も8.3%を占めた。
 通勤電車の混雑を考慮して住む場所を決めた人は24.9%にとどまったが、「通勤時の混雑を考慮しなかった」という人のうち、21.8%は「通勤時の混雑も考慮して決めれば良かった」と思っていることが分かった。
 次の引っ越しは電車の混雑具合を意識して住まいを探したい人は45.3%。

 また、住まい探しの際、不動産会社に電車の混雑に関する情報も教えてもらいたいと考えている人は57.8%。これまでの物件探しの際に、情報を教えてもらったことがある人は11.2%にとどまっている。
 部屋の広さをとるか、通勤の楽さをとるかの質問には、「狭いけど通勤が楽」派が61.0%にのぼった。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。