（公財）東日本不動産流通機構は10日、2017年9月度の首都圏不動産流通市場動向を発表した。
同月の首都圏中古（既存）マンション成約件数は3,222件（前年同月比2.3％増）と再び増加した。都県別では、東京都1,686件（同2.1％増）、埼玉県373件（同4.2％増）、千葉県375件（同0.3％増）、神奈川県788件（同2.7％増）とすべてのエリアで前年を上回った。
1平方メートル当たりの平均成約単価は50万6,700円（同3.3％上昇）、平均成約価格は3,226万円（同3.2％上昇）と、共に13年1月以来57ヵ月連続上昇となった。新規登録件数は1万6,904件（同1.8％増）と再び前年同月を上回った。在庫件数は4万3,843件（同2.7％増）となり、15年6月以来28ヵ月連続で増加している。
既存戸建ての成約件数は1,087件（同3.1％増）。平均成約価格は3,116万円（同0.8％上昇）とほぼ横ばいとなった。
