(株)大京リフォーム・デザインは、VRを使用した新サービス「バーチャルリフォーム」を10月より開始。導入に先立ち20日、プレス向け体験会を開催した。
「バーチャルリフォーム」は、リフォーム検討者がイメージするリフォーム後の室内の様子を、360度のCG画像でリアルに作成し、VRゴーグルで確認できるというもの。オーダーに沿ったリフォームイメージは最大3種類までの提案が可能。オーダープラン作成後、3営業日でCG画像を用意することができる。
同サービスの導入により、ユーザー、プランナー、工事会社がイメージを共有することができ、リフォーム後の「イメージと違う」といったトラブルの解消につなげていく考え。また、商談回数の大幅短縮となるため、コスト削減も期待できる。
トライアルを利用したユーザーから、「図面や色見本では分かりづらい梁や天井高の違いが明確になる」「造作家具などのイメージも湧きやすいので安心できる」などの声が挙がっているという。
冒頭、挨拶に立った同社代表取締役社長の豊田耕三氏は「リフォームの商談は、ユーザー、プランナー、工事会社による難易度の高い伝言ゲームのよう。リフォーム後のイメージの相違が課題だったが、これからのリフォームは“フィッティング”する時代。同サービスの導入で課題の解消につなげたい」などと話した。