野村不動産ホールディングス(株)は26日、2018年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。
当期(17年4月1日~9月30日)は、連結売上高2,730億4,500万円(前年同期比10.0%増)、営業利益344億9,700万円(同3.3%増)、経常利益303億7,500万円(同4.1%増)、四半期純利益201億1,500万円(同0.0%減)だった。
セグメント別では、住宅部門は、分譲マンション2,199戸(同193戸増)を計上。ただし粗利益率は低下したため売上高1,474億8,300万円(同10.0%増)、営業利益100億5,800万円(同5.7%減)の増収減益となった。通期計上戸数は6,000戸に対する期末における契約進捗率は76.8%となった。
賃貸部門は、新規物件の寄与等により賃貸収入が増加したこと、収益不動産開発事業において物件売却が増加したことから、売上高611億6,000万円(同8.1%増)、営業利益158億9,000万円(同8.1%増)と増収増益。資産運用部門は、売上高45億4,600万円(同12.5%減)、営業利益28億6,000万円(同16.3%減)。仲介・CRE部門は、売上高178億8,700万円(同5.9%増)、営業利益44億5,800万円(同0.0%増)。
なお通期では、売上高6,460億円、営業利益760億円、経常利益670億円、当期純利益440億円を見込んでいる。