(株)オープンハウスは14日、2017年9月期決算(連結)を発表した。
当期(16年10月1日~17年9月30日)は、売上高3,046億5,100万円(前期比23.2%増)、営業利益376億1,700万円(同20.1%増)、経常利益361億3,100万円(同23.9%増)、当期純利益247億9,700万円(同32.5%増)。増収増益となった。
戸建事業については、土地分譲が大幅に伸長したことに加え、新築一戸建ての分譲ならびに建築請負が堅調に推移。売上高は1,518億700万円(同27.0%増)、営業利益は173億円(同34.8%増)となった。建築請負の(株)オープンハウス・アーキテクトは、首都圏での請負件数が堅調に推移し、売上高308億6,700万円(同1.2%減)、営業利益18億7,400万円(同8.6%減)を計上。
収益不動産事業は、東京、大阪、名古屋の3地域において賃貸マンション、既存オフィスビル等の販売が大幅に伸長。売上高は884億4,800万円(同21.5%増)、営業利益は111億2,200万円(同5.1%増)となった。
マンション事業では、東京都心部で展開する新築分譲マンションの引渡件数が増加。これにより、売上高264億8,000万円(同39.4%増)、営業利益43億4,500万円(同40.8%増)を計上した。
次期については、売上高3,800億円、営業利益447億円、経常利益435億円、当期純利益300億円を見込んでいる。
併せて、20年9月期を最終年度とする中期経営計画「Hop Step 5000」を発表。戸建て関連事業の競争力の強化、外部環境の変化を踏まえた事業ポートフォリオの構築、経営基盤の強化などに取り組み、最終年度までに売上高5,000億円、経常利益600億円、当期純利益400億円の達成を目指す。