不動産ニュース / 開発・分譲

2017/11/27

仙台に2棟のサ高住/積水化学工業

サ高住「ハイムガーデン仙台泉」外観

 東北セキスイハイム不動産(株)と(株)ヘルシーサービスは、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)「ハイムガーデン仙台泉」(仙台市宮城野区)を、12月7日よりオープンする。東北地域では初の自社運営。

 地下鉄南北線「泉中央」駅からバス約15分。2棟構成で、要介護者向けの「一番館」は建物面積999.98平方メートル、アクティブシニア向けの「二番館」は988.42平方メートルで、いずれも鉄骨ユニット造2階建て。住戸数は、一番館30戸(1R:18.07~18.43平方メートル)、二番館18戸(Aタイプ1R:42.77平方メートル、Bタイプ1R:32.82平方メートル)。
 一番館では入居者の介護度の進行の抑制、二番館では介護に頼らない健康な暮らしの延伸を支援。二番館の入居者に介護が必要となった場合には、一番館への転居も可能と、入居者のライフステージの変化に柔軟に対応する。

 建物および外構には、健康寿命の伸長を目指す「話食動眠」の考え方に基づく設備・設計を採用。運動機能の維持と改善のための「うちジム」を二番館に設けたほか、敷地内を歩くだけで運動機能の維持につながる「ガーデンジム」、毎日の運動の習慣化を促す約130mの散歩道「ウォーキング・パス」などを導入した。
 各居室はバリアフリーで、IHキッチン、介助しやすいトイレ、車イスでも使える洗面化粧台、緊急通報装置などを設置。また、2棟合計で17kWの大容量PV(太陽光発電)と、建物とEV(電気自動車)の間で電力をやりとりできる「V to Hシステム」を採用。通常時には建物の電気代を節約し、災害時にはEVに蓄電されている電力を使用できる。

 一番館の家賃は5万5,000円、共益費2万円。二番館Aタイプは8万3,000円、共益費1万5,000円、Bタイプは6万7,000円、共益費1万円。生活支援サービス費用は、一番館が3万9,960円、二番館が3万2,400円(いずれも税込み)。

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