大和ハウス工業(株)は18日、「子どもの家事参加実態調査」の結果を発表した。10月23~30日に、20~40歳代の働く母親(ワーママ)500人に対し、インターネット調査と訪問調査を行なった。
子育てストレスについて聞いたところ、全体の67%が「ストレスを感じる」と回答。子供と一緒に家事をする人としない人に分けて分析すると、子供と一緒に家事をしない人で「ストレスを感じる」人は74.4%であるのに対し、子供と一緒に家事をする人では「ストレスを感じる」人が59.6%と、大きな差となって表われた。
子供と一緒にする家事については、1位が「食後の食器を洗い場に運ぶ」(56.0%)。以下、「料理・食事を食卓に並べる」(56.0%)、「洗濯物をたたむ」(49.2%)の順に。
子供と一緒に家事をすると回答した人にきっかけについて聞くと、「子供が『やりたい』といった」(50.8%)がトップ。一緒に家事をしないと回答した人の理由では、「自分でやったほうが早い」(56.0%)が最も多かった。
子供とともに家事をすることの賛否について聞いたところ、「賛成」が97.8%と圧倒的多数を占めた。