不動産ニュース / イベント・セミナー

2018/1/25

AI住宅等をテーマにセミナー/不動産女性塾

第8回女性塾セミナーの様子

 不動産女性塾(塾長:北澤商事(株)代表取締役会長・北澤艶子氏)は24日、恵比寿さくらsakooホール(東京都渋谷区)にて、第7回セミナーを開催した。

 「不動産女性塾」は、不動産に係わる仕事をする女性経営者や実務経験者を中心に組織し、親睦を深めながら、互いの人間的成長のために切磋琢磨することを目的に設立されたグループ。今回は、同塾メンバーの東福信子氏((株)東悠エステート代表取締役)が「~AIとこれからの住宅~『人が健やかに暮らせる家』」をテーマに、ゲストスピーカーとして(一社)マンション建替推進協会代表理事の塚越隆行氏が「マンション建替セミナー 限界マンションの危機」をテーマにセミナーを行なった。

 東福氏は、「Google Home」を使ったAI住宅の可能性を提案。話しかけるだけで操作可能なスマートスピーカーを使い、テレビやパソコンの操作、天気や株価などの調べものを実践。「今後スマートホーム化は加速化していく。その進化を恐れず、他の先陣を切る“ファーストペンギン”でいたい」などと話した。

 また、塚越氏は「容積率に余裕がない」「合意形成が難しい」など、マンション建て替えにまつわる課題を提示。「建て替えの促進によりマンション市場の活性化を図っていくことが役割」とした上で、行政の「耐震診断」「建て替え・除去」の費用助成制度などを紹介。「現在、マンションの建て替えは全国で約2.9%程度しか進んでいない。ネガティブなイメージが先行しているが、これまでの経験を生かし、具体的なサポートを行なうことでマンションの建て替えを推進し、安全で安心な住まいを増やしていきたい」などと意気込みを述べた。

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