不動産ニュース / その他

2018/1/29

管理組合と改修後のイメージをVRで共有

管理組合の修繕委員会メンバーは、VR画像による改修後のイメージを疑似体験した

 (株)大京穴吹建設は27日、千葉県幕張市のマンションにおいて、管理組合に向けた「VR技術を導入したマンション共用部改修工事提案」を実施した。

 共用部改修工事の提案内容をVR画像で確認することができるサービス。改修工事後のイメージを理事会等の代表者だけでなく、管理組合全員で共有することを可能にした。管理組合員が改修工事に対して自発的に参加することを促し、管理組合の合意形成促進を目指す。

 当日は、管理組合の修繕委員会4名が参加。エントランス改修工事にあたり、図面で概要を確認した後、VR画像で改修後のイメージを疑似体験した。
 参加者からは、「立体感があって材質や色も分かりやすい」「改修前と改修後の違いが比較しやすい」などの感想や、「夜・昼バージョンがあってもいい」「定点だけでなく導線に合わせた見せ方があるとよりイメージしやすい」といった要望も挙がった。

 プレゼンを行なった同社営業推進部企画推進室長の宮本和斉氏は、「VR技術を導入した提案は初の試み。管理組合員の方々から寄せられた要望に合わせ、さまざまなパターンでの提案を考えていく。大京グループでは年間400棟超の大規模修繕が行なっており、管理組合からの要望があれば、VRでの提案を取り入れていきたい」などと話した。

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IoT(インターネット・オブ・シングス)

Internet of Things。モノが人を介することなく相互に情報をやりとりする概念をいう。

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