不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/2/20

全国のレインズ新規登録が7ヵ月連続増加

 (公財)不動産流通推進センターは20日、1月度の指定流通機構の活用状況を公表した。

 同月の新規登録件数は、47万1,010件(前年同月比0.2%増、前月比14.0%増)で、前年同月比では7ヵ月連続の増加、前月比でも3ヵ月ぶりにプラスとなった。成約報告件数は、4万7,693件(同0.3%減、同5.2%増)。総登録件数は86万2,381件(同1.7%減、同0.3%減)で、前年同月比では22ヵ月連続の減少。

 売買・賃貸の物件別では、売り物件の新規登録件数は13万5,467件(同0.8%増、同6.5%増)。成約報告件数は1万2,112件(同2.2%減、同18.2%減)。総登録件数は32万8,283件(同2.5%増、同1.3%増)で、前年同月比では9ヵ月連続の増加となった。

 賃貸物件は、新規登録件数が33万5,543件(同微減、同17.4%増)。成約報告件数は3万5,581件(同0.4%増、同16.6%増)。総登録件数53万4,098件(同4.2%減、同1.3%減)、前年同月比では33ヵ月連続の減少だった。

 新規登録売り物件の取引態様別物件数は、専属専任が1万7,924件(構成比13.2%)、専任媒介4万1,655件(同30.7%)、一般媒介3万7,933件(同28.0%)。成約報告物件では、専属専任が3,277件(同27.1%)、専任媒介が5,404件(同44.6%)、一般媒介が1,824件(同12.7%)だった。

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指定流通機構

指定流通機構とは、宅地建物取引業者間で不動産情報を交換するために、宅地建物取引業法第50条の2の5の規定により、国土交通大臣が指定した公益法人のことである。 全国では地域ごとに次の4つの公益法人が「指定流通機構」として指定されている。

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