不動産ニュース / ハウジング

2018/3/8

増収増益/積水ハ 18年1月期決算

 積水ハウス(株)は8日、2018年1月期決算(連結)を発表した。

 当期(17年2月1日~18年1月31日)は、連結売上高2兆1,593億6,300万円(前期比6.5%増)、営業利益1,955億4,000万円(同6.2%増)、経常利益2,036億7,800万円(同6.6%増)、当期純利益1,332億2,400万円(同9.3%増)となった。

 戸建住宅事業は、ZEHの「グリーンファースト ゼロ」の販売推進や、木造住宅シャーウッドの拡販に努め、多世帯同居等のニーズに応える3・4階建て住宅の販売に注力。VR技術を用いて邸別のオリジナルプランを360度3Dで体験できる営業ツールを開発し、全国で展開した。これらの結果、売上高3,711億7,100万円(同3.1%減)、営業利益480億4,300万円(同3.0%減)を計上。

 賃貸住宅事業では、3・4階建て賃貸住宅の拡販に努め売上高4,428億4,500万円(同0.6%増)、営業利益608億8,300万円(同0.1%増)となった。

 リフォーム事業では、グループ全体の連携により、一般在来住宅からマンションリフォームまで販売体制を強化。賃貸住宅「シャーメゾン」を対象に、長期安定経営に寄与するリフォーム提案を積極的に推進するなどした。その結果、売上高1,368億4,300万円(同2.5%増)、営業利益197億6,000万円(同12.6%増)。

 不動産フィー事業では、賃貸住宅事業での物件供給が順調に推移し、積和不動産各社による賃貸住宅「シャーメゾン」の一括借り上げおよび管理受託戸数が堅調に増加。優良ストック住宅を独自査定方式で評価する「スムストック」をはじめとする不動産仲介事業の強化も図った。その結果、売上高4,898億9,100万円(同4.4%増)、営業利益331億3,300万円(同5.9%増)となった。

 なお、期末の受注高は連結で2兆2,441億5,000万円(同9.4%増)、受注残高は9,786億100万円(同9.5%増)。

 次期は、売上高2兆1,850億円、営業利益2,000億円、経常利益2,060億円、当期純利益1,360億円を見込む。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。