不動産ニュース / 開発・分譲

2018/3/16

ワシントンDCで初の住宅開発/三井不

「ロビンソンランディング」コンドミニアム部分のイメージパース
「ロビンソンランディング」ホームタウン部分のイメージパース

 三井不動産(株)は16日、ワシントンDCにおいて初の分譲住宅を含む2プロジェクトに参画すると発表した。

 アメリカの子会社「Mitsui Fudosan America,Inc.」を通じて、分譲住宅事業「ロビンソンランディング」(総戸数96戸)と、賃貸住宅事業「(仮称)1630コロンビアロード」(総戸数176戸)に参画するもの。

 「ロビンソンランディング」は、歴史的保存地域に指定されている観光地でありながら、高級住宅街としても高い認知度を誇るアレクサンドリア市のオールドタウンの、特に評価の高い川沿いエリアに位置。
 約1万5,200平方メートルの敷地に、コンドミニアム(鉄筋コンクリート造地下2階地上5階建て、延床面積約1万7,200平方メートル、総戸数70戸)と、タウンホーム(木造地上4階建て、延床面積約6,700平方メートル、総戸数26戸)を建設する。いずれも着工は2018年、竣工は20年の予定。
 共同事業者は、ワシントンDCの大手ホームビルダー「EVA」と、同エリア最大手の総合ディベロッパー「JBG smith」が共同出資するSPC。

 「(仮称)1630コロンビアロード」は、レストランやライブハウスが充実し若者に人気のアダムスモーガンエリアの中でも、大使館や協会が集積するヒルトップに位置。  
 敷地面積約2,700平方メートル、鉄筋コンクリート造地下2階地上10階建て、延床面積約2万1,400平方メートル。着工は19年、竣工は20年の予定。
 共同事業者は、ワシントンDCでの開発に特化したディベロッパー「EastBanc Inc.」が組成するSPC。

 三井不動産はワシントンDCにおいて、すでに賃貸住宅「(仮称)4000ノースフェアファックスドライブ」(総戸数330戸)の開発を進行中。今回の参画により、3物件(計約600戸)を手掛けることになる。

「(仮称)1630コロンビアロード」イメージパース

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。