不動産ニュース / IT・情報サービス

2018/3/23

非対面決済サービス、重説の代理受領を導入

 (株)エスクロー・エージェント・ジャパンは20日、非対面決済サービス「H’OURS(アワーズ)」に、重要事項説明書の代理受領を導入したと発表した。

 H’OURSは、エスクロー会社と司法書士が連携し、必要な事務手続きなどを決済日より前に行ない、決済代金を信託口座に保全することで、関係者の立ち会いなしで決済。インバウンド不動産取引や遠隔地間の不動産取引時における関係者の時間・費用負担の軽減を図るサービス。

 従来の非対面決済に加え、同社が買い主から委任を受け、買い主の代わりに不動産仲介事業者から「対面」で重要事項説明書を受領することで、重説実施の移動に伴う時間と費用を軽減する。同社の全国を網羅する専門家ネットワークを駆使し、現行の不動産取引の法規制を遵守しながら関係者の負担軽減を図る。

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エスクロー(Escrow)

取引の際に、売り手と買い手の間に信頼を置ける中立な第三者を仲介させること、またはそのサービスをいう。不動産取引の安全を確保するためにアメリカで発達した仕組みであり、最近は電子商取引の決済においても活用されている。

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