不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2018/5/9

管理・流通事業は堅調/大京18年3月期

 (株)大京は9日、2018年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(17年4月1日~18年3月31日)は、売上高3,351億8,400万円(前期比3.0%増)、営業利益201億7,400万円(同1.7%減)、経常利益197億8,900万円(同0.9%減)、当期純利益138億5,100万円(同1.4%減)の増収減益。

 主力の不動産管理事業は、管理受託収入が861億1,800万円(同1.2%増)、請負工事収入が755億7,200万円(同9.6%増)と堅調に推移。営業収入は1,709億4,400万円(同4.6%増)、営業利益は110億1,600万円(同3.1%増)となった。期末におけるマンション管理受託戸数は53万4,715戸(同2,758戸増)、請負工事受注残高は329億1,900万円(同45億7,900万円増)となった。

 不動産開発事業では、マンション売上戸数が2,340戸(同226戸減)と減少したが、土地建物売上が増えたことで、売上高1,082億700万円(同3.3%増)、販管費の増加で営業利益は88億9,000万円(同1.0%減)となった。期末におけるマンション契約残高は1,291戸・482億2,200万円(同167戸増・87億4,400万円増)。

 不動産流通事業は、不動産販売収入の増加等で営業収益635億9,000万円(同2.1%増)。営業利益は36億2,100万円(同4.9%増)となった。

 次期については、売上高3,650億円、営業利益220億円、経常利益205億円、当期純利益140億円を見込む。

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