エヌ・ティ・ティ都市開発(株)は9日、2018年3月期決算(連結)を発表した。
当期(17年4月1日~18年3月31日)は、営業収益1,668億円(前期比11.6%減)、営業利益296億3,500万円(同5.6%減)、経常利益274億3,200万円(同4.5%減)、当期純利益187億100万円(同12.1%増)であった。
主力のオフィス・商業事業では、「UDゆめ咲ビル」(大阪市此花区)などの新規物件の竣工・取得による収益の確保、「品川シーズンテラス」(東京都品川区)などの既存物件のフリーレント解消による収益拡大が寄与したものの、営業収益919億6,400万円(同19.1%減)、営業利益298億8,000万円(同11.6%減)にとどまった。
住宅事業は、新たに竣工した物件を中心に1,157戸の引き渡しを行ない計上戸数が大幅増。戸当たり平均単価が4,100万円と上昇した。営業収益597億5,800万円(同0.3%増)、営業利益49億6,000万円(同61.7%増)。
次期は、営業収益1,675億円、営業利益280億円、当期純利益160億円を見込んでいる。