不動産ニュース / 団体・グループ

2018/5/21

市場のグローバル化を推進/ARES

「グローバルな市場として確固たる地位を築けるよう取り組む」と話す岩沙会長

 (一社)不動産証券化協会(ARES)は21日、帝国ホテル(東京都千代田区)で、第16回定時社員総会を開催した。

 総会では、会員制度改革等に伴う定款一部変更や、2017年度事業報告および決算を承認したほか、18年度の事業計画および予算について報告した。

 総会後の懇親会で挨拶に立った同協会会長の岩沙弘道氏は「本年度は第6期中期事業計画の初年度にあたる。目標を、さらなる飛躍と成長基盤の強化に定め、不動産投資市場が、20年の東京五輪後も持続的に成長、グローバルな市場として確固たる地位を築いていけるよう取り組む」と意気込みを述べた。

 18年度は、投資対象資産の拡大・多様化・グローバル化や、機関投資家・個人投資家の不動産投資・証券化市場へのさらなる投資促進に向けて活動する。国内外の投資家が投資市場の展望・課題を検討する「ARES国際不動産投資フォーラム2019」の開催、19年度末に期限が迫る流通税軽減措置の延長に向けた要望、病院不動産等ヘルスケア分野への投資市場拡大に向けた取り組み等を実施する。

この記事の用語

不動産の証券化

不動産を流動化するための典型的な手法であり、不動産から価値を切り離したうえで、その価値を細分化し、証券の形で流通させることをいう。 その仕組みは、大まかには3つの段階によって構成される。

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