不動産ニュース / 団体・グループ

2018/5/24

海外拡大戦略の見本に/IREM JAPANが総会

会長に再任された右手氏

 (一社)IREM JAPANは24日、ホテル日航熊本(熊本市中央区)にて通常総会を開催。2017年度事業報告および18年度事業計画、理事、監事、新役員選任案などを審議・可決。18年度会長として右手康登氏(新都市総合管理(株)代表取締役)を再任した。

  18年度は、20年までにCPM1,000名体制を実現するとし、(1)会員拡大活動、(2)倫理啓蒙活動の推進・倫理ボードの組織化、(3)CPM継続教育の推進、(4)17年より推進を始めた認定管理会社(AMO)制度の本格展開、(5)CPMの品質確保・維持、(6)スポンサー・賛助会員制度の確立、などに取り組んでいく。
  なお、NPO法人IREM JAPANでは、11年より実施している全国賃貸住宅実態調査を引き続き行ない、データ拡充と分析の強化に努める。

 右手会長は、「17年10月から、東日本支部、西日本支部、九州支部と本部認定の3支部が誕生した。この3つの支部を統括する『IREM日本リージョン』の副会長も拝命し、身の引き締まる思い。世界中の本部認定支部の中でも、日本は最も急成長していると評価が高く、海外拡大戦略の見本となっている。引き続き活気ある活動を継続していく」と意気込みを述べ、「市場での優位性を確保する意味でも、20年をめどにCPM1,000名体制の実現に注力する」とした。

 併せて行なわれた(一社)CCIM JAPANの総会では、18年度の活動計画を承認。(1)WEBを含めた受講方法の多角化、(2)CCIMで得た知識や人脈をビジネスチャンスにつなげるための勉強会・情報交換会の各地への展開、(3)日本の投資ニーズを具体的につなげるCCIM-Asiaとの協力強化を推進していく。
 新会長に就任した猪俣 淳氏((株)アセットビルド代表取締役)は、「3つの施策を柱に、その礎をつくっていくことをテーマに尽力する。また、支部長トレーニングや支部長・理事の任期制といった本部の仕組みを参考にしながらより開かれた会を目指したい」と抱負を述べた。

CCIM JAPAN新会長の猪俣氏

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