不動産ニュース / その他

2018/5/25

丸の内仲通りで企業とコラボするカフェ/三菱地所

「Marunouchi Happ. Stand & Gallery」外観

 三菱地所(株)と三菱地所プロパティマネジメント(株)は25日、「丸の内二丁目ビル」(東京都千代田区)1階に、まちの活性化を目的としたパブリックカフェ「Marunouchi Happ. Stand & Gallery(マルノウチ ハップ スタンドアンドギャラリー)」をオープンする。

 同カフェは同ビルの1階エントランスの共有スペースを活用。延床面積38平方メートルと小規模な店舗でありながら、店舗が面する「丸の内仲通り」と一体的にデザインすることで、広々としたカフェ空間を創出した。

  “うつりかわる季節の体感”や“これまで丸の内になかったもの”をコンセプトに、数日~最長2ヵ月間を目途に企業や地域とコラボレーション。コラボ内容に合わせたレイアウト空間やフード・ドリンクメニューを提供する。なお運営は、全国各地で食と文化を融合した店舗の企画運営を行なうグッドモーニングス(株)に業務委託している。

 コラボレーションの第1弾として、5月25~26日にアウトドアブランド「スノーピーク」とタイアップ。「丸の内仲通りアーバンテラス」として毎日昼間に歩行者天国を実施する丸の内仲通りで、新しいワークプレイスの在り方としてテントでの打ち合わせ等を提案する「キャンピングオフィス」を展開。空間に合わせたオリジナルのテイクアウトメニューも提供する。また、コラボの一環で、5月31日まで「働き方改革」をテーマとした書籍の展示・販売も実施。合わせて会期中、トークサロン「Marunouchi Happ.で考える〜人生100年時代の働き方〜」も開催する。

 第2弾はセレクトショップ「1LDK」とのコラボを予定している。

 24日に実施した見学会で同社ビル運営事業部副主事の中野 壮一朗氏は「通りに面したカフェの少ない丸の内仲通りに、ワーカーが日常使いできるパブリックスペースとしてカフェを企画した。さまざまな企業とコラボし、変化に富んだ空間を創出し、コラボに合わせたイベントなどを通じてまちの活性化に貢献したい」などと抱負を述べた。

コラボ第1弾として「スノーピーク」が「キャンピングオフィス」を提案

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