不動産ニュース / その他

2018/5/28

解体する民家の建具をDIYリノベに再利用

リユース
今回建材をリユースした住宅

 ポラスグループの中央グリーン開発(株)は26日、千葉県野田市で、住宅の解体前に建材や樹木をリユースするイベントを実施した。

 この住宅は、東武アーバンパークライン「川間」駅から徒歩十数分に立地。敷地面積約100坪、築40年弱、個人宅として建てられた。住み替えに伴い、元オーナーが同社に土地建物を売却。同社は2棟の戸建分譲にする予定。7月には建物を解体することが決まっており、5月半ばには棟下式(神事等を通して建物に感謝を示す儀式、中央グリーン開発の造語)も執り行なった。

 今回のリユースイベントは、任意団体「南房総DIYリノベチーム」が協力。同団体は千葉・南房総を拠点に空き家等のDIYリノベーションを行なっている。メンバーはNPO職員や木材店経営者、カメラマン等。平日は都内に勤める二地域居住者もいる。

 この日はスイッチ類や照明、ドア、取っ手、フェンスなどを取り外した。建具は同団体が南房総に持ち帰り、DIYリノベに使用する。神棚に使っていた長さ2m弱の一枚板は、製材して元オーナーの新居のローテーブルとして再利用されることも決まった。

 庭の樹木も伐採。元オーナーの女性が「一番思い出に残っている」と話す、庭のシンボルツリーだったイヌマキの木は、製材してローテーブルの足に再利用する。元オーナーは「解体してなくなると思っていたものが、こうして蘇るのはとても嬉しい」と語った。このほかの樹木も、同団体メンバーが地域で行なっている色鉛筆づくりのワークショップの材料として活用される。

 同社では、「従来であれば、解体後に捨てられるはずだった建材や樹木です。こうした活動を通じて再利用を促すいい循環につなげたい」という。

リユース神棚
神棚に使っていた一枚板はローテーブルとして再生する
見守るオーナー
思い入れのあるイヌマキの伐採を見守る元オーナー家族

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2020年1月号
日々の実務に役立つ情報満載です

鹿児島、長野、山形、島根…。自治体と事業者が連携して取り組む、各地の空き家対策を紹介!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムック防災・復興ハンドブック<改訂版>

自然災害に備えて!手元に常備しておきたい一冊

価格: 500円+税(送料サービス)

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 900円+税(送料サービス)

お知らせ

2019/12/5

「月刊不動産流通」最新号、絶賛発売中!

最新号20年1月号の内容を紹介。ショップサイトで購入できます。
編集部レポートは、「官民連携で進む 空き家対策」。全国各地で、自治体と不動産事業者が連携して行なう、多彩な「空き家対策」を取材!自治体の窓口と連携した「空き家相談ホットライン」の運営や、事業者の利益を確保する仕組みづくりなど…、詳細は誌面を要チェック!特集は「ハザードマップ有効活用術」。弊社が独自に実施した、ハザードマップの活用状況等に関するアンケートを掲載しつつ、実務の現場でハザードマップを積極的に活用している事業者の取り組みを紹介します。