不動産ニュース / 開発・分譲

2018/6/11

神戸のタワマン、7月より2期販売/地所レジ

「ザ・パークハウス 神戸タワー」完成予想図

 三菱地所レジデンス(株)は、JR西日本不動産開発(株)、三菱倉庫(株)、安田不動産(株)と共同で開発している分譲マンション「ザ・パークハウス 神戸タワー」(神戸市中央区、総戸数352戸)の2期販売を、7月下旬にもスタートする。

 同物件は、JR東海道本線「神戸」駅徒歩5分に立地する、地上33階地下1階建ての制震タワーマンション。開発地にあった「旧三菱合資会社神戸支店」(のちのファミリアホール)の一部を基壇部に復元。「三菱銀行神戸支店」として利用されていた時代の金庫扉や半円アーチをエントランスホールに用いるなど、内装においてもクラシカルな空間を創出している。住戸は1LDK~3LDK(専有面積約42~155平方メートル)、全46タイプを設定。最上階1フロアはプレミアム住戸(7戸)とし、フルオーダーメイド対応、設備グレードも上げている。

 モデルルームは、1月上旬からオープン。1期販売を4月のゴールデンウィーク前から開始し、これまでに210戸を供給し、約8割に申し込みが入った。販売価格は3,000万円台~2億5,000万円台。坪単価260万円。地元の中央区中心にモデルルーム来場者数は約800組。30・40歳代のファミリー・DINKSに加え、神戸市丘陵部の戸建てから住み替えるシニア層も目立った。広めの住戸は、神戸港方面のハーバービューを評価しての購入者が多く、低層住戸は投資目的の購入者も多かったという。また、周辺タワーマンションからの住み替えも目立った。

 なお、2期の販売概要は未定だが、眺望が望めない山側住戸中心に、駅へのアクセスや商業施設への近さといった都心居住の利便性をアピールして、地元ファミリー層へ販売を進めていく方針。

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