不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2018/6/11

受注高が前年比微減/積水ハ19年1月期1Q

 積水ハウス(株)は8日、2019年1月期第1四半期連結決算を発表した。

 当期(18年2月1日~4月30日)は売上高4,599億4,700万円(前年同期比4.4%増)、営業利益311億3,000万円(同7.2%減)、経常利益321億4,300万円(同8.8%減)、当期純利益223億6,900万円(同12.9%減)となった。

 請負型ビジネスの戸建住宅事業では、ZEHやオリジナル外壁を用いた高付加価値商品の開発・販売強化に取り組むと共に、高級商品となる鉄骨住宅「イズ・シリーズ」や木造住宅シャーウッド「グラヴィス」シリーズの拡販などに努めた。受注については、建て替え層を中心とした建築需要が弱含みで推移したため、883億9,500万円(同3.4%減)と微減。同事業の売上高は725億1,200万円(同6.2%減)、営業利益は57億2,800万円(同20.0%減)となった。また、賃貸住宅事業では、都市部中心のエリアマーケティングを徹底し、3・4階建ての受注拡大を図ったが、売上高982億8,400万円(同2.3%減)、営業利益は104億500万円(同14.8%減)と減少した。

 ストック型ビジネスでは、リフォーム事業で生活提案型リフォームを推進。不動産フィー事業では、積和不動産各社における一括借上げおよび管理受託戸数が堅調に推移し、売上高は1,571億3,700万円(同4.0%増)、営業利益144億1,200万円(同10.6%増)を計上した。

 通期については、売上高2兆1,850億円、営業利益2,000億円、経常利益2,060億円、当期純利益1,360億円を見込んでいる。

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ZEH

年間に消費する正味(ネット)のエネルギー量がおおむねゼロ以下となる住宅。ZEHは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称で、和製英語である。

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