不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2018/6/15

分配金は1,964円/IRO18年4月期

 いちごオフィスリート投資法人(IRO)は14日、2018年4月期決算を発表した。

 当期(17年11月1日~18年4月30日)は、営業収益90億6,200万円(前期比20.3%増)、営業利益51億8,500万円(同47.3%増)、経常利益44億4,200万円(同58.8%増)、当期純利益44億4,100万円(同58.8%増)、1口当たり分配金1,964円(同34円増)だった。

 期中の新規物件取得はなく、次期以降の成長資金ねん出のため3物件を譲渡。期末の保有物件は82物件、取得価格ベースで約1,925億円となった。期末の物件稼働率は99.0%(同0.9ポイントアップ)。

 次期は、営業収益75億4,700万円、営業利益36億8,500万円、経常利益28億8,500万円、当期純利益29億800万円、1口当たり分配金1,967円を見込む。

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JREIT

不動産投資信託のことで、アメリカのREIT(Real Estate Investment Trust)の日本版であることから、JREITと呼ばれる。不動産を買収、賃貸して収益を得る専門の会社(投資法人)または同様の機能を担う信託会社が証券を発行し、金融商品として取引される。

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