三井不動産(株)は27日、米国シアトルで開発を推進していた賃貸住宅「ウエストエッジタワー(旧仮称:2nd アンド パイク)」(総戸数340戸)が竣工したと発表。同物件の竣工で、米国全土での賃貸住宅事業は、開発中4件、竣工済み4件の計8物件(計約2,500戸)となった。
同物件は、高層オフィス街と高級デパートなどが店舗を構えるシアトル中心地に位置。敷地面積約1,700平方メートル、延床面積約5万2,800平方メートル、鉄筋コンクリート造地下5階地上39階建て。
8階デッキにはバーベキューコーナーを設置、ドッグラン、最上階の入居者ラウンジやライブラリー、絶景を見ながら体を動かせるフィットネスなどを備えている。1階には物販・飲食店舗を、8階にはレストランを誘致する予定。入居者のメインターゲットは、周辺企業に勤務する20歳代後半から40歳代のビジネスパーソン、50歳代で子供が巣立った後の夫婦世帯をサブターゲットとする。
同社グループは、長期経営方針「VISION 2025」にて「グローバルカンパニーへの進化」を掲げており、今後も海外事業の飛躍的成長を目指す。