不動産ニュース / 開発・分譲

2018/7/4

近畿10拠点目の物流施設/大和ハウス

物流施設「久御山物流センター」外観

 大和ハウスグループの大和物流(株)は6月29日、物流施設「久御山物流センター」(京都府久世郡)を竣工。2日から本格稼働を開始した。

 同施設は、第二京阪道路「久御山南」ICから約2km、京滋バイパス「久御山」ICから約2kmに位置。敷地面積9,973.41平方メートル、延床面積1万947.67平方メートル、鉄骨造地上3階建て。海岸と比べ津波リスクの少ない立地特性を生かし、一部を文書保管センターとして運用する。

 ロールボックスパレット(かご台車)や海上コンテナ等の取り扱いに適した、21台同時接車可能(4トン車基準)な高床式トラックバースを導入。奥行き10mの庇によって雨天時でも貨物の積卸ができるほか、建物の搬入口とトラックの荷台との高低差をなくす装置「ドックレベラー」を設置した。
 倉庫および事務所の全館でLED照明を採用。屋上には太陽光パネル(約500kW)を敷設するなど、環境にも配慮している。

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LED照明

発光ダイオード(LED)を光源とする照明器具。LEDはLight Emitting Diodeの略語で、電圧を加えると発光する半導体素子である。

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