不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/7/10

首都圏の小規模戸建て価格、6ヵ月連続上昇

 (株)東京カンテイは9日、2018年6月の主要都市圏別・新築小規模木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積50~100平方メートル、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は4,575万円(前月比2.1%上昇)と6ヵ月連続の上昇。都県別にみると、東京都は5,377万円(同1.1%上昇)と5ヵ月連続で上昇。神奈川県は4,082万円(同0.0%)と横ばい。千葉県は3,921万円(同9.0%上昇)と、市川市の分譲増加が寄与し大きく反転上昇した。埼玉県は3,548万円(同3.4下落)と反転下落となった。

 近畿圏の平均価格は3,222万円(同0.8%上昇)と2ヵ月連続で上昇。府県別では、大阪府が3,084万円(同0.3%上昇)と3ヵ月連続の上昇で、兵庫県は3,787万円(同3.9%上昇)と2ヵ月連続上昇となった。京都府は3,169万円(同3.7%上昇)と、3ヵ月ぶりに反転上昇した。

 中部圏は3,875万円(同0.1%下落)、愛知県は3,965万円(同1.0%増加)と、おおむね横ばいながらわずかに下落した。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

木造

建物の主要な部分を木材とした建築構造のこと。木造の工法は、大きく分けて「在来工法」「伝統工法」「枠組壁工法」に分類されている。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。