不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2018/8/9

アパート投資目的のリートを組成/シノケンG

 (株)シノケングループは、同社開発アパートへの投資を目的とした「シノケンリート投資法人(仮称)」の組成準備を開始した。東京証券取引所への上場を目指す。

 オーナー向け投資物件として、全国主要都市の駅徒歩10分圏内の立地で約5,000棟のアパートを販売。約3万戸を管理し、入居率も約98%を確保している。同投資法人の投資対象としては、1棟当たり1億円以上、一般販売としては高価格帯の物件を想定している。

 まずは、2019年3月までに総資産70億円程度の私募リートの組成を目指す。その後も積極的に物件取得を進め、総額約300億円の資産規模をもって、東京証券取引所への上場したい考え。上場後は、毎期150億~200億円の規模で継続的に同社グループから同投資法人へ物件を供給。早期に1,000億円の資産規模まで成長させる方針。同社100%子会社である(株)シノケンアセットマネジメントが組成・運用のための具体的な準備を進めていく。

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私募リート(私募REIT)

非上場のREIT。JREITと同様のしくみで組成される不動産投資ファンドであるが、取引所に上場せず、オープンエンドで運用される。

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