日本リート投資法人（NRI）は16日、2018年6月期決算を発表した。
当期（18年1月1日～6月30日）は、営業収益72億2,500万円（前期比4.3％減）、営業利益38億3,500万円（同6.8％減）、経常利益33億2,900万円（同7.7％減）、当期純利益33億2,900万円（同7.7％減）、1口当たり分配金は8,500円（同711円減）となった。
期中、外部成長のためのパイプラインとして、新たに匿名組合出資持分を取得し、その出資先運用資産5物件の優先交渉権を取得した。期末時点のポートフォリオは66物件（オフィス55物件、住宅9物件、商業施設2物件）・取得価格合計2,077億9,500万円に加え、匿名組合出資持分4件・出資総額7億4,000万円となった。
保有物件の総賃貸面積は約25万4,280平方メートル、期末稼働率は99.5％（同0.3ポイントダウン）。
なお、次期は営業収益84億1,800万円、営業利益45億7,500万円、経常利益37億6,700万円、当期純利益37億6,700万円、1口当たり分配金8,373円を見込む。
