不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/8/20

レインズ成約件数、4ヵ月連続のプラス

 (公財)不動産流通推進センターは20日、7月の指定流通機構の活用状況を公表した。

 同月の新規登録件数は、46万5,812件(前年同月比4.4%増、前月比0.6%増)で、前年同月比では13ヵ月連続のプラス、前月比では2ヵ月連続のプラスとなった。成約報告件数は、4万8,039件(同0.1%増、同2.0%減)。総登録件数は84万6,407件(同1.8%減、同0.2%増)と、前年同月比では28ヵ月連続のマイナス、前月比では4ヵ月連続のプラスとなった。

 売買・賃貸の物件別では、売り物件の新規登録件数は15万3,353件(同12.7%増、同2.0%増)。成約報告件数は1万5,801件(同0.3%増、同4.2%減)。総登録件数は33万5,969件(同5.6%増、同0.6%増)と、前年同月比で15ヵ月連続のプラス、前月比では4ヵ月連続のプラスに。

 賃貸物件は、新規登録件数が31万2,459件(同0.8%増、同0.0%減)。成約報告件数は3万2,238件(同0.1%減、同0.9%減)。総登録件数は51万438件(同6.1%減、同0.1%減)と、前年同月比で39ヵ月連続のマイナス、前月比では4ヵ月ぶりにマイナスに転じた。

 新規登録売り物件の取引態様別物件数は、専属専任が1万9,399件(構成比12.6%)、専任媒介が4万9,154件(同32.1%)、一般媒介が4万2,169件(同27.5%)。成約報告物件では、専属専任が4,167件(同26.4%)、専任媒介が7,212件(同45.6%)、一般媒介が2,000件(同12.7%)だった。

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不動産流通推進センター

不動産業の近代化を推進するための組織で、1980(昭和55)年に設立された公益財団法人。 その主要な業務は、1.不動産流通市場の整備・近代化に対する支援(レインズの開発、価格査定マニュアル等の策定・...

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