
トーセイ(株)は9月27日、韓国・仁川空港近接エリアの物流施設開発へ参画すると発表した。
韓国の物流施設開発・運用を行なう「スカイロジス私募不動産投資会社」の第三者割当増資を引き受け、同プロジェクトに出資するもの。近年韓国国内では、EC取引の拡大により空輸需要が高まっており、最新の自動積載システムや自動出荷システムを導入した、新たな航空物流の中核施設を同エリアに開発する。
開発する物流施設は、敷地面積6万2,000平方メートル、延床面積約16万平方メートル、建築面積4万1,000平方メートル。着工は2019年2月を予定。竣工は20年7月。
同社グループは、中期経営計画「Seamless Growth 2020」の成長戦略の一つに「新規ビジネスの展開」を策定しており、物流施設開発を既存事業に次ぐ新たな収益の柱とするべく、事業確立を目指している。同プロジェクトに参画することにより、国際化が求められる物流事業のノウハウを蓄積し、今後の展開に生かす。