不動産ニュース / 開発・分譲

2018/10/1

ダイワロイヤル、有明に全368室のホテル

「ダイワロイネットホテル東京有明」外観

 大和ハウス工業グループのダイワロイヤル(株)は1日、「ダイワロイネットホテル東京有明」(東京都千代田区、客室数368室)をオープンした。同ホテルシリーズとしては48ヵ所目で、総客室数はシリーズ最多となる。

 ゆりかもめ「有明」駅徒歩1分、東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場」駅徒歩1分に立地。敷地面積約5,737平方メートル、延床面積約2万1,600平方メートル。建物は、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上17階地下1階建て。ホテル棟と、外国車販売店やトレーニング施設、会議室などからなる商業棟で構成する。

 全室浴室とトイレを別とし、スタンダードルーム(117室、室内面積21.5平方メートル)やデラックスツイン(85室、同29.7平方メートル)、ファミリールーム(8室、同42.4平方メートル)等、9種類を用意。レストラン2店舗を併設する。また、誰でも利用できるボルタリング・トレーンング施設「VILLARS Climbing」や敷地内にプロムナードを設けるなど、近隣住民の利用も見込んだ設計とした。

 宿泊料金は1室当たり1万3,000~6万1,000円。稼働率90%以上を目指す。

 同社ホテル事業部首都圏地区統括支配人の上田理恵氏は、「2020年に向けて開発が加速しているこのエリアにホテルをオープンできた。交通利便性も高く、ビジネスユースや観光利用のファミリー層の利用を想定している。インバウンド需要を見込み、外国籍のスタッフの採用にも注力している」と話した。

ファミリールームの室内
ボルダリング施設。子供から大人まで体を鍛えることができる

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