不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/10/3

建研など、胆振東部地震の建物被害状況を調査

 国立研究開発法人建築研究所、国土交通省国土技術政策総合研究所、北海道立総合研究機構建築研究本部の3者は共同で、平成30年北海道胆振東部地震による建築物の被害に関する現地調査を実施。国土交通省からの要請によるもので、2日にその結果を公表した。

 調査したのは、いずれも震度6強~7を記録したエリアである勇払郡むかわ町、厚真町、安平町。いずれも木造を中心に建築物の大きな被害が生じている。その中でも被害の大きかった建物を調査した。

 倒壊は、むかわ町の古い2階建て店舗併用住宅に集中し、倒壊を免れた場合でも大きな変形が残るものを多く確認した。倒壊パターンの多くが1階の層崩壊で、腐朽やシロアリの食害、柱脚部の短いほぞ差しのみでボルト等の補強がないなどといった状況だった。

 一方で、専用住宅や平屋建築物では無被害、もしくは軽微な被害にとどまっているものが多かったという。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。