不動産ニュース / IT・情報サービス

2018/10/4

LGBTの賃貸住宅探し、28.7%が「困った」

 (株)リクルート住まいカンパニーは4日、「LGBTの住まい・暮らし実態調査2018」の結果を発表した。

 全国のLGBTを自認する20~59歳の男女に、インターネットを通じて調査。調査期間は8月3~10日、有効回答数は362。

 自身のセクシュアリティをカミングアウトした経験がある人は54.1%。セクシュアリティ別では「レズビアン」が67.3%と一番高かった。年代別では20歳代が62.2%となり、年齢が低いほうがカミングアウトしている人が多い傾向であることが分かった。

 現在の住まいは、「賃貸アパート・マンション」が36.7%で最も多かった。持ち家比率は「ゲイ」が40.4%、次いで「トランスジェンダー」32.9%、「レズビアン」27.0%が続いた。

 住まい探しで、困難や居心地の悪さを感じた経験があると答えた比率は、「賃貸住宅探し」で28.7%、「住宅購入」で31.1%。

 LGBTに向けた商品の認知度について、「同性カップルで共同で組める住宅ローン商品」を知っている人は26.8%、利用したい(利用経験ありを含む)人は38.7%であった。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。