(株)帝国データバンクは9日、2018年上半期(4~9月)の「人手不足倒産」の動向調査結果を発表した。全国約1万社の回答を集計している。
期中、「人手不足倒産」は76件(前年同期比40.7%増)発生し、2年連続で前年同期を上回った。負債総額は110億4,200万円。
負債規模別件数は、「1億円未満」が45件(前年同期:22件)と約2倍の増加で、構成比は59.2%を占めた。次いで「1億~5億円未満」が27件(同:27件)。
業種別では、「サービス業」(26件)がトップで、前年同期比73.3%の大幅増。次いで「建設業」(6件)。5年半累計での最多は「建設業」(148件)であった。「不動産業」は5年累計で2件。