不動産ニュース / リフォーム

2018/10/26

学生企画のリノベ住戸が完成。収納に工夫

木製の収納ボックスを並べて設置し、個性的な居住空間を創出
ターゲットである働く女性のニーズに応え、充実した収納スペースを用意

 アドバンス・レジデンス投資法人(ADR)の資産運用会社であるADインベストメント・マネジメント(株)はこのほど、2016年に行なった学生向けコンペティション「第2回 RESIDIA リノベーションデザイン賃貸住環境学生コンペ」の最優秀賞作品の設計デザインを採用したリノベーション住戸を完成。25日にプレス向け内覧会を行なった。

 同コンペは、「麻布十番に暮らす」をテーマに、賃貸マンション「レジディア麻布十番II」(東京都港区、総戸数37戸)の1住戸(25.27平方メートル、ワンルーム)を対象に、リノベーションアイディア(再商品化のための改修案)を学生を対象に募集。受賞作品から1作品を実現するもの。実施作品には、同コンペで最優秀賞を受賞した、芝浦工業大学大学院生(当時)のデザイン案が採用された。コンペの詳細については、16年12月19日の記事を参照。

 コンセプトは「麻布十番床下収納基地」で、一部空間に木製の収納ボックスを並べて設置し、利便性を確保しつつ個性的な居住空間を創出。可動型の机も用意した。床材は、従前のフローリングをフロアタイルに新調。壁紙も全面張り替えた。働く女性をターゲットに、休日の時間をのんびりを過ごせるような空間づくりを意識したという。なお、賃料については従前12万2,000円(同タイプ平均、共益費込み)だったところ15万円に設定した。運用開始日は未定。

 同日挨拶に立った、同社常務取締役の川上 博氏は、「狭い空間を立体的に使用する点を評価した。これはわれわれにはなかなか思いつかないもの。原案の一部仕様を変えて今回のプランとして実現した。まだ入居者の募集はしていないが、収益性の高い物件ができたと思っている」などと述べた。

可動型の机を中央に置けば、来客にも対応できる
デザイン案を手掛けた、元・芝浦工業大学大学院生の高田 生太郎氏(左)と大部杏奈氏(右)。完成後の物件を見て、その喜びなどを語った

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