不動産ニュース / 開発・分譲

2018/11/2

浜松町のマンション、円滑化法使い建て替え/東建

分譲マンション「イトーピア浜離宮」建て替え後の完成予想図

 東京建物(株)は2日、同社が事業協力者として参画する分譲マンション「イトーピア浜離宮」(東京都港区、総戸数328戸)の建て替えが決定したと発表した。

 同マンションは、JR「浜松町」駅徒歩5分、ゆりかもめ線「竹芝」駅徒歩1分に位置。敷地面積2,820.88平方メートル、鉄骨鉄筋コンクリート造14階建て。1979年の竣工。建物・設備の老朽化の進行に加え、2006年に建物耐震2次診断調査を実施した結果、耐震性能の不適格箇所の存在が判明していた。10月21日開催のマンション管理組合の臨時総会で、マンション建替え円滑化法に基づく建て替え決議が可決された。

 建て替え後の建物は、総合設計制度活用後の容積率700%を前提に、地下1階地上32階建て、延床面積2万9,875.20平方メートル、総戸数422戸の超高層タワーマンションとなる。

 19年6月中旬頃に権利変換計画を決議、同年7月初旬に解体工事・本体工事に着手する予定。

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