不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/11/20

レインズ新規成約件数、再びプラスに

 (公財)不動産流通推進センターは20日、全国の指定流通機構の活用状況(2018年10月分)を公表した。

 同月の新規登録件数は47万1,784件(前年同月比2.3%増)と16ヵ月連続のプラス。前月比では2ヵ月連続でプラスとなった。成約報告件数は4万8,666件(同2.1%増)とプラスに転じ、前月比は2ヵ月連続でプラスとなった。総登録件数は85万5,069件(同2.4%減)と31ヵ月連続のマイナスで、前月比では7ヵ月連続してプラスとなった。

 物件別では、売り物件の新規登録件数が16万597件(同12.7%増)と、11ヵ月連続のプラスに。前月比では2ヵ月連続でプラスとなった。成約報告件数は1万5,685件(同0.3%増)と前年同期比では5ヵ月連続でプラスとなり、前月比ではマイナスに転じた。総登録件数は34万5,537件(同6.9%増)と18ヵ月連続でプラスとなり、前月比では7ヵ月連続してプラスとなった。

 賃貸物件では、新規登録物件数が31万1,187件(同2.4%減)と、2ヵ月連続でマイナスとなり、前月比では2ヵ月連続でプラスとなった。成約報告件数は3万2,981件(同3.0%増)と4ヵ月ぶりにプラスに転じ、前月比では2ヵ月連続でプラスに。総登録件数は50万9,532件(同7.8%減)で、42ヵ月連続してマイナスとなり、前月比ではプラスに転じた。

 新規登録物件における売り物件の取引態様別物件数は、媒介契約が11万5,666件(同10.1%増)。そのうち、専属専任は2万172件(同5.2%増)、専任媒介が5万1,520件(同15.2%増)、一般媒介が4万3,974件(同6.7%増)。

 成約報告件数では、媒介契約が1万3,167件(同1.6%減)。内訳は専属専任3,921件(同9.5%減)、専任媒介7,252件(同4.2%増)、一般媒介1,994件(同4.6%減)であった。

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