国土交通省は27日、4月1日に制度スタートした「安心R住宅」の流通状況を公表した。
同制度は、同省に登録した事業者団体が定める基準をクリアした物件に対して、国が商標登録したロゴマーク(標章)の使用を認めるもの。「分からない」「汚い」といった、従来の「中古住宅」のマイナスイメージを払拭し、消費者が安心して購入できる物件にお墨付きを与えることで、既存住宅の流通を活性化するのが狙い。
9月末時点の安心R住宅調査報告書の提出件数は482件。このうち、リフォーム済みが407件、リフォーム提案が75件となった。