不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/12/5

17年度国内クラウドファンディング市場規模は1,700億円

 (株)矢野経済研究所は3日、2017年度の国内クラウドファンディング市場の調査結果を発表した。

 18年8~10月にクラウドファンディング運営企業、利用企業等を対象に調査した。

 17年度(17年4月~18年3月)の国内クラウドファンディング市場規模は、新規プロジェクト支援額ベースで1,700億円(前年度比127.5%増)と推計。

 類型別の新規プロジェクト支援額は、購入型が約100億円(構成比5.9%)、寄付型が約7億円(同0.4%)、ファンド型が約50億円(同3.0%)、貸付型(ソーシャルレンディング)が約1,534億円(同90.2%)、株式型が約9億円(同0.5%)となった。 貸付型が全体の9割を占めており、依然として市場拡大に大きく寄与している。一方、購入型はサービス参入企業数が最も多いが構成比では5.9%となった。

 新規プロジェクト支援者数は前年度比で倍増し、年度内で延べ137万人となり、1万5,321プロジェクトを支援した。中でも、購入型が大きく寄与しており、支援者数全体の58%(79万人)を占めている。

 新規支援プロジェクト件数では、16年度の購入型の件数シェアが約6割程度を占めていたが、17年度は貸付型(ソーシャルレンディング)の件数が増加したことで、購入型と貸付型が二分している結果となった。
 貸付型については依然として、利回り競争が過熱し、投資期間が比較的短期で支援者の投資意欲が旺盛なことから、組成本数の増加に拍車をかけている。一方、​購入型では、16年度に続き「地方活性化・創生」プロジェクトやものづくりなどの「プロダクト系」が件数増加を後押しした形となり、堅調に推移した。

 18年度はいずれの類型も支援額は増加見込であり、国内クラウドファンディング市場は新規プロジェクト支援額ベースで、2,044億円(前年度比20.3%増)となる見込み。

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クラウドファンディング

不特定多数が特定の目的のために資金を提供する行為またはその行為によって資金を調達すること。通常、インターネットサービスを利用する。

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