不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/1/18

18年の訪日外国人、3,119万人で過去最多

 日本政府観光局(JNTO)は16日、2018年の訪日外客数を公表した。

 同年1~12月の訪日外国人客数推計は3,119万1,900人(前年比8.7%増)となり、統計を開始した1964年以降で最多となった。

 東アジア市場を中心に自然災害による旅行控えがみられたものの、年末までに同市場のすべてで前年同月を上回るまで回復。また、東南アジア市場における訪日旅行プロモーションが需要を創造、欧米豪市場については、好調なクルーズ船需要やグローバルキャンペーンの実施により、年間を通じて好調に推移した。

 国別では、中国が838万100人(同13.9%増)となり、全市場ではじめて800万人を達成。また、タイが113万2,100人(同14.7%増)となり、東南アジア市場で初めて100万人を突破した。

 欧米では、米国が152万6,500人(同11.0%増)で最多。以下、英国の33万4,000人(同7.6%増)、カナダの33万500人(同8.2%増)と続いた。

 この結果、調査している20市場のうち、香港(220万人、同1.1%減)を除く19市場で過去最高を記録した。

 一方、出国日本人数は1,895万4,000人(同6.0%増)となった。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。