
(公社)東京都不動産鑑定士協会は25日、新年賀詞交歓会を開催した。
同会会長の吉村真行氏は、「人口減少、少子高齢化、空き家問題、災害などのさまざまな課題があり、これらに対応できる高い実務能力と広い知見を兼ね備えた専門家・実務家がこれまで以上に必要とされる時代がくる。業務拡充、人材育成、地位向上に尽力してきたが、その具現化に向けた取り組みを進めてきた。災害時の住家被害認定調査やPRキャラクターの活用など、当会での取り組みが連合会はじめ全国の協会で広まっている。不動産の価値判断ができる実務家として、有事の際に活躍できる専門家として皆さんのお役に立てるよう、当会が先頭に立って業界を引っ張っていきたい」と挨拶した。