不動産ニュース / 開発・分譲

2019/1/31

本厚木で商業施設隣接のマンション/総合地所

「ルネ本厚木」完成予想図

 総合地所(株)は31日、東急不動産(株)、西日本鉄道(株)と共同で開発している分譲マンション「ルネ本厚木」(神奈川県厚木市、総戸数222戸)のモデルルームを報道陣に公開した。

 同物件は、小田急線「本厚木」駅徒歩6分に立地する、地上15階地下1階建ての分譲マンション。建設地は、イトーヨーカドーの駐車場跡地で、同施設の移転・再開発で余剰となった敷地の一部を2017年夏に取得した。再開発される建物には、イトーヨーカドーと家電店、保育園が入居。イトーヨーカドーは今年3月に開業する。

 マンション敷地は東西に長い敷地形状を活かし、全室南面住戸となる。また、前面道路の拡幅、歩道の緑化整備が行なわれ、前面は低層住宅地のため、低層住戸も日照・採光が確保されている。

 駅近、商業施設隣接の大規模物件であることから、メインターゲットを子育てファミリー、プレファミリーに設定。「イクレジ」をテーマに、子供の成長に必要な8つの要素「8育(知、食、読、音、色、遊、木、眠)」を取り入れた共用施設(クッキングスタジオ、ラウンジ、ゲストルーム、パパママラウンジなど)を設置。フルタイムシステムと共同開発した、宅配ロッカーのカードを入館カード、電子マネーカード、レンタルサイクルなど各種サービスの利用カードとして共用する「FTSnanacoCARD」を、初めて導入した。

 住戸は、2LDK~4LDK、専有面積60~82平方メートル。ファミリー層のニーズに合わせ、主寝室のクローゼットに引き出しを付けたほか、家族構成やライフスタイルの変化に合わせて間取りと収納を自由に変えられる可動収納ユニット「UGOCLO(ウゴクロ)」を2スパン28戸設定した。食器洗い乾燥機、ディスポーザー、カップボード等も標準とした。

 2018年9月から事前案内を開始。11月から販売を行なっており、1期・2期1.2次合計133戸中、120戸が販売済み。販売価格は、3,400万円台~4,800万円台、最多価格帯3,900万円台。坪単価195万円。購入者は30歳代、40歳代で7割弱、居住地は地元厚木市が7割。ファミリー層に加え、シニア層の買換えや単身+親の2人入居が多かった。また「ウゴクロ」住戸は残り1戸と高い評価を受けている。

角住戸を想定したモデルルーム。コーナーサッシの採用で、開放感を出している

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