不動産ニュース / 開発・分譲

2019/2/26

千里の再整備、「SENRITO」が3月完成

「シエリアタワー千里中央」(左)と「SENRITOよみうり」(右)

 (株)読売新聞大阪本社と讀賣テレビ放送(株)は、関電不動産開発(株)と関西電力(株)を共同事業者として「千里中央」駅前で進めてきた「よみうり文化センター(千里中央)再整備事業」において、関電グループが建設を手掛けた「シエリアタワー千里中央」(総戸数552戸)が2月末に竣工し、新街区「SENRITO」が3月1日に完成すると発表した。

 千里中央地区は、北大阪急行の延伸をひかえ、官民による大規模な再整備が予定されており、「SENRITO」はその先駆けとなる。

 同プロジェクトは、総合カルチャーセンター「よみうり文化センター」を、商業施設とタワーマンションに建て替えるプロジェクトで、2011年より開発をスタート。敷地面積約1万2,239平方メートル、延床面積約11万859平方メートル。よみうりグループが運営する商業施設「SENRITOよみうり」は、17年4月に全面開業し、約60の店舗やクリニックが営業している。

 商業施設とマンションの2階部分には歩行者デッキを建設。駅と同施設、新御堂筋を渡る千里橋までの歩行者ルートが整備され、雨にぬれずに移動することができる。 

 「シエリアタワー千里中央」は、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上52階地下1階建て。高さは184.92m。2階には、旧よみうり文化センターの面影を残すレンガ調の「SENRITOよみうりホール」(面積100平方メートル、最大130席)を設置。講演会やセミナー、イベントなどにも利用できる多目的ホールとして運営していく。住戸の間取りは1LDK~4LDK。専有面積は52.34~277.78平方メートル。平均価格は約6,300万円で、18年7月に完売している。

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