東京急行電鉄(株)と大田区は6日、「地域力を活かした公民連携によるまちづくりの推進に関する基本協定」を締結。東急池上線「池上」駅周辺のエリアをモデル地区とした、「池上エリアリノベーションプロジェクト」を開始する。
池上駅から本門寺に至る参道を中心としたエリアの空き家・空き店舗等の遊休資産や公共施設をリノベーションし、地域活性化を図る。地域の遊休資産の活用に向けた機運醸成、池上で事業にチャレンジするプレイヤーの誘致、リノベーションプロジェクトの事業化支援などを展開する予定。まちづくり推進拠点として、5月にカフェ・イベントスペース「SANDO BY WEMON PROJECTS(さんど ばい ゑもん ぷろじぇくと)」を開設。日常的な人材交流と地域資源の発掘・発信活動を行なっていく。
同プロジェクトを皮切りに、今後は大田区内の他エリアにおいても、駅を中心にまちづくりを推進する方針。協定有効期間は2024年3月末まで。