不動産ニュース / 仲介・管理

2019/3/22

新開業の商業施設に新形態店舗/小田急不

「湘南小田急住まいのプラザ」外観

 小田急不動産(株)は22日、小田急電鉄グループが開業した商業施設「ODAKYU湘南GATE」(神奈川県藤沢市)に、新形態店舗「湘南小田急住まいのプラザ」を開設した。

 同店舗では、住み替えだけでなく、リフォーム・リノベーション、空き家活用、起業支援等の不動産にかかわるさまざまな相談に対応していく。新たな試みとして、パート・アルバイトを含む15人のスタッフは全員が営業ではなく経営企画系部署の所属とした。そのため、同店舗で直接仲介するケースは想定しておらず、売買仲介に関しては同社の藤沢店、賃貸仲介に関しては近隣の不動産会社に送客する。

 経営企画本部経営企画部顧客開発・IT推進グループサブリーダーで同店舗統括の宮野 実氏は「売買や賃貸といった具体的なニーズが発生した後ではなく、普段から不動産の困りごとに関するご相談を受けて、何らかのニーズが発生した段階で当社を選んでいただけるようにしたい」と述べた。

 地域企業や団体と連携した相談体制を組んだことも特徴。(一社)生前整理普及協会と提携し、終活に関するカウンセリングを実施していく。さらに、両者の持つノウハウを合わせ、相続相談や住み替え支援などといった幅広い相談に対応する。店舗には常設の相談デスクを設置し、同協会以外にも、火~土曜日には士業や専門家による相談を受け付ける。

 また、店舗内には同社初の試みとして13席のカウンターで構成するコワーキングスペース「NEKTON SHONAN(ネクトン しょうなん)」を開設。約30坪の店舗スペースのうち10坪を、湘南エリアでコワーキング運営や広告代理業を展開する(株)フジマニパブリッシングに転貸した。

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