不動産ニュース / 開発・分譲

2019/3/27

町田で初の商業ビル建替事業/旭化成不レジ

「AETA(アエタ)町田」外観

 旭化成不動産レジデンス(株)は28日、同社初の商業専用ビルへの建替事業「AETA(アエタ)町田」(東京都町田市)を竣工する。

 築36年の老朽化した区分所有の商業ビル(鉄骨造地上4階地下1階建て、延床面積約2,960平方メートル)を、事業主の同社が、地権者6名と共同事業(等価交換)により建て替えた。小田急線、JR横浜線「町田」駅徒歩2分に立地。鉄骨造地上8階地下1階建て、延床面積約5,200平方メートル。

 一般的に第三者に売却等をする保留床(3~8階)を、同社がすべて取得、保有した上で、テナントに貸し出す。完成後のビル管理も同社グループの旭化成不動産コミュニティ(株)が中心に行なう。

 建物は、外装を全面ガラス張りにし、駅前の商店街のランタンをイメージモチーフとした。テナントは飲食店やクリニックなど全フロア決定しており、5月初旬より随時オープンする。

 同社はこれまで、住宅メーカーであるグループの強みを生かすため、住宅系を中心に事業を進めてきたが、同事業を皮切りに、今後は商業系についても、積極的に取り組んでいく。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

建て替え

建物を改築すること。全面的な建て替えのほか、建物の一部を建て替える場合もある。マンションの建て替えには、区分所有者およびその議決権の各5分の4以上の多数による決議(建替え決議)が必要である。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。