関電不動産開発(株)は3日、「くろよんロイヤルホテル」(長野県大町市、総客室数73室)を、「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」(総客室数103室)にリニューアルする計画を発表した。
くろよんロイヤルホテルは1965年、黒部ダムに最も近いリゾートホテル「ホテルくろよん」として開業。88年に増改築、「くろよんロイヤルホテル」に名称変更した。
今回、既存ホテルのリニューアルに加え、新館も開設。近接する白馬村を訪れるスキーヤーなどインバウンドも含めファミリー層の利用を想定し、レストラン、フィットネスセンター、温泉浴場、プール等の付帯施設も充実させる。
なお、同社は建物を保有。グループ会社でホテル運営を手掛ける(株)関電アメニックスが、インターコンチネンタルホテルズグループの日本法人であるING・ANA・ホテルズグループジャパンとホテル運営委託契約を締結し、運営する。
既存ホテルのリニューアル部分は2020年春、新館部分は21年春にオープンする。